FA権を行使せず残留を決め会見する日本ハム石井（撮影・黒川智章）

　今季国内FA権を取得した石井一成内野手（30）が、エスコンフィールドで会見に臨み、FA権を行使せず残留することを宣言した。球団から、今季3000万円から1000万円（金額は推定）の増額提示を受け契約更改。9年目の25年シーズンも、新庄ファイターズの一員として、目指す日本一へのピースになる。 　石井の会見での一問一答は以下の通り。 　　　　◇　　　◇　　　◇ 　－球団の方から、どういう話を 　ぜひ残ってもらいたいっていうのは言っていただきました。 　－他球団からの評価を聞いてみたいという気持ちもあったか 　少し考えた時期もありましたけど、エスコンフィールドもできましたし、環境も申し分ない中で、自分がもっともっと成長できると思っているので。北海道も大好きですし、ファンのみなさんのため、北海道のために頑張りたいという思いが強くなりました。 　－今季の悔しさを挙げるとすると 　1軍を離れる期間がとても長かった。エスコンでCSを戦えるときにグラウンドに立てていなかったというのは本当に悔しかった。ソフトバンクの強さというのも改めて感じました。でも、もっともっとこのチームは成長してトップになれるという風に思った。その力になれるように自分もしっかりしなきゃいけないなという思いはあったので、また来年、挑戦して力になれるようにやっていきたいなと思います。 　－新庄監督と話は 　していないですね。 　－来季へどんな思い 　今年、2位という結果で、自分的にもチーム的にもすごく悔しいシーズンになったと思います。1位は少し遠かったように思いますけど、まだまだ自分たちは成長できると思いますし、そこに食い込める力も全然あると思います。 　－オフのテーマは 　体作りですかね。脂肪もちょっと増えたんで。体重は増えてパワーも出たんですけど、やっぱり脂肪も一緒に増えてしまったんで、そこは脂肪落としながら筋力アップできるように、やっていきたいなと思います。体脂肪率は10から15ぐらいに増えたので、来季に向け12、13には最低、落としたいです。10％いければ最高ですね。筋力そのままで。筋力トレーニングも、ランニング含めて、いろんなことを積極的にやっていきたいなと考えてます。