V奪回を目指す巨人 高橋尚成氏が春季キャンプ1軍メンバーで期待・注目する選手とは？
いよいよ球春到来が迫ってきたプロ野球。各球団2月1日から春季キャンプが始まるが、阿部慎之助監督が就任した巨人はどんなスタートを見せるのだろうか。 1月20日、巨人は春季キャンプメンバーの振り分けを発表。投手の1軍メンバーには主力の他、トレードで加入した高橋礼、近藤大亮、泉圭輔、ルーキーの西舘勇陽、又木鉄平、森田駿哉など新戦力が名を連ねた。 春季キャンプのメンバーが発表されたが、球界OBはどの選手に注目しているのだろうか。巨人、メジャーリーグで活躍したOBの高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』を更新。春季キャンプで注目する、巨人の選手について話した。 高橋氏は1軍メンバーに名を連ねた5年目の堀田賢慎について言及。昨年はコンディション不良の影響で3試合の登板に留まった右腕だが、同氏は「台湾で投げてきたときに球速も出ていたことを考えると、期待できると思います」と期待した。昨年11月に台湾で行われたウィンターリーグでは、4試合に登板して2勝0敗、防御率1.40。自己最速の157キロを計測するなど好投を披露した。高橋氏は「1軍メンバーに入れたことに満足するのではなくて、開幕からいい形でスタートできるように、2月、3月をどう過ごせるかが重要になってくると思います」と右腕に助言を送った。 同氏は春季キャンプで注目する投打の選手についてもピックアップ。投手にドラフト1位の西舘を挙げ、「彼が先発でいくのか、リリーフでいくのかまだわからないと思うんです。即戦力ルーキーの選手が1軍で活躍すると、チームを底上げできる。そこは期待したいですね」と話した。1年目の剛腕は今年、どのように起用されるのだろうか。 一方、野手では2年目の萩尾匡也の名前を挙げた。昨年は1軍で11試合の出場に留まったが、高橋氏は「彼がもしセンターでハマることがあれば、右打者ですし、すごく面白い選手になる。台湾でいい成績が出たみたいですから、それを自信にしてキャンプでは取り組んでほしいなと思います」と期待した。チームは昨年、中田や中島、ウォーカーなど実績のある右打者が退団。そんな中で右打者の萩尾には大きな期待がかかるが、同氏は「まだ若いですから色々やることがあると思う。頭を使って色々なものを駆使しながらやってもらいたいですね」と助言を送った。 新加入の選手や若手選手は春季キャンプでアピールし、開幕1軍を掴み取ることができるか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
