センバツ2023 大阪桐蔭でセンバツ旗授与式 連覇して優勝旗持って帰る /大阪
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する大阪桐蔭(大東市)で15日、センバツ旗の授与式があった。同校アリーナに集まった中高生ら約1500人が見守る中、毎日新聞大阪本社の木村哲人・社会部長が今田悟校長に校章が入ったえんじ色のセンバツ旗を手渡し、前田悠伍主将(2年)が受け取った。 木村部長は「パワフルかつ緻密な野球は、全国の高校球児が目標とし、アルプススタンドの華麗な応援も相まって、全国の高校野球ファンの熱視線を集める。厳しい練習を重ねてきた自分を信じ、甲子園で思い切りプレーしてほしい」と松木健・毎日新聞社長の祝辞を代読した。 前田主将は「連覇を狙えるのは自分たちしかいないという誇りを胸に、日本一になってここにある優勝旗をもう一度自分たちが持って帰ってこられるように頑張りたい」と意気込んだ。西谷浩一監督は「95回の歴史の中で史上初となる2回目の連覇を目指して準備していく。苦しい場面に応援をもらい、一緒に決勝戦で校歌を歌ってともに喜びを分かち合いたい」と話した。 大会は3月10日に組み合わせ抽選会があり、同18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【戸田紗友莉】