頼総統、花蓮で陸海空軍各部隊を視察 隊員ねぎらう/台湾
(花蓮中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は28日、東部・花蓮県で陸海空軍の各部隊を視察し、各部隊の任務執行状況を聞き取った。国軍が持ち場を堅守し、国の安全を守っていることに感謝を示した上で、中国の軍事演習への対応に触れ、「ご苦労さま、ありがとう」と隊員をねぎらった。 頼総統は花蓮市に置かれる第2作戦区を訪れ、陸軍混合砲兵営や海軍海鋒機動第4中隊、空軍第5戦術混合連隊からそれぞれ報告を聞き取った。 頼氏はあいさつで、台湾周辺を飛行する中国軍用機への対応や戦闘機の装備、性能について、連隊のパイロットから詳細な説明を受けたと紹介。先月3日に東部沖で地震が発生した際には第2作戦区の隊員が即座に救助に加わり、救助活動を順調に進行させたとし、高く評価する考えを示すとともに、隊員が震災対応に全身全霊をささげたことに感謝した。 (温貴香/編集:名切千絵)