「ラオウ」杉本裕太郎さんら徳島出身5選手に野球教わろう 12月に阿南市で教室、参加募る
阿南市は12月27日、徳島県出身のプロ野球選手と県内の児童が交流する「野球のまち阿南ベースボールフェスティバル」をJAアグリあなんスタジアム(同市桑野町)で初めて開く。市出身で2021年にパ・リーグ本塁打王となったオリックスの杉本裕太郎外野手(33)ら現役の5人が野球教室などで技術を伝える。 【オリックス・杉本裕太郎 徳島が生んだ大砲】1 小4でレギュラー センス抜群、投打に活躍 参加する選手は杉本選手のほか、今季パ・リーグ最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した日本ハムの河野竜生投手(26)=鳴門市出身、ヤクルトの武岡龍世内野手(23)=吉野川市出身、巨人の増田大輝内野手(31)=徳島市出身、中日の森山暁生投手(19)=阿南市出身。 午前9時から杉本選手らによる自主トレーニングを公開した後、午後1時から交流イベントを開く。野球教室では、打撃、投球、守備・走塁の3部門に分かれて上達のこつを手ほどき。抽選で選ばれた児童と選手による紅白戦を行う。トークショーや、サイン入り野球グッズなどが当たる抽選会もある。 市野球のまち推進課によると、県出身の現役選手が5人参加するイベントは県内では珍しい。大川康宏課長は「プロ選手のプレーを間近で見て、夢や希望を持ってもらいたい」と話している。 入場無料。野球教室と紅白戦の申し込み締め切りは12月3日。定員は応募状況に応じて決める。問い合わせは、市から業務委託を受ける四国放送、電話088(655)7598。