四国中央市発足20周年で「お祝い給食」【愛媛】
4市町村が合併して四国中央市が発足してから今年で20周年を迎えたのを記念して先月、市内の小・中学校で特別な給食が出されました。 食材に使われたのは、市の特産品。 地産地消にこだわりました。 こちらが、その「お祝い給食」です。 いつまでも古里を好きでいて欲しい、との願いを込めて市の教育委員会が計画し、栄養士会が協力しました。 「お祝い給食」は教職員の分を含めておよそ6700食が用意され、このうち、豊岡小学校の1年生のクラスでは当番の児童が手際よく配膳します。 ちなみにメニューは、カレーにサラダ、ゼリー、そして牛乳。 一見、いつもの給食とそれほど変わらないように見えますが…食材には市の特産品がふんだんに使われています。 学校給食米「うまそだち」のごはんに色を添えるのは地元の新宮茶葉、そしてカレーに入っているのは、特産のサトイモ「伊予美人」。 またサラダには地元の海産物・媛いりこなどが使われ、「ザ・地産地消」です。 さらに、ゼリーのパッケージには、市内の小中学生がデザインしたオリジナルの絵が描かれていました。 このお祝い給食、この日限りのスペシャルメニューでしたが、子どもたちに好評だったようで、児童らは「おいしかったです」と話していました。