【MLB】フィリーズもフアン・ソト陣営と面談予定 メッツ、ヤンキース、ドジャースなどに続いて6球団目
今オフのFA市場における最大の目玉と言われるフアン・ソトの争奪戦に新たなチームが参戦したようだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、フィリーズがソト陣営と面談する計画を立てているという(日時は未定)。ソト陣営はすでにブルージェイズ、レッドソックス、メッツ、ヤンキースと面談したことが報じられており、ドジャースとも面談を実施する予定。ただし、ヘイマン記者によると、各球団はまだソト陣営に対して具体的な契約条件をオファーしていないとみられる。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 今季13年ぶりの地区優勝を成し遂げ、3年連続のポストシーズン進出を果たしたフィリーズは、投打とも多くのスター選手を揃えるメジャー屈指の強豪チームである。しかし、2022年はワールドシリーズ敗退、2023年はリーグ優勝決定シリーズ敗退、そして今季は地区シリーズ敗退とポストシーズンでは結果を残せておらず、さらなるチーム強化を目指している。 フィリーズのジョン・ミドルトン・オーナーはFA市場の大物選手に大型契約をオファーして獲得に成功してきた実績があり、これまでにもブライス・ハーパー、トレイ・ターナー、ザック・ウィーラー、J・T・リアルミュート、ニック・カステヤノス、カイル・シュワーバーといったスター選手たちを獲得。これらの大型契約を抱えているため、実際にソト獲得にどれくらいの資金を投入できるかは不透明だが、外野手の補強を必要とするチーム事情もあり、ソト争奪戦について完全な傍観者となるつもりはないようだ。 ミドルトン・オーナーは今月初め、ソトについて「ニューヨークに残りたがっていると思う」と発言。しかし、その一方で争奪戦に加わる可能性も否定していなかった。実現の可能性は低いが、シュワーバー、ターナー、ハーパー、カステヤノスらが並ぶ打線にソトが加われば、強力打線がさらに強化され、2008年以来のワールドシリーズ制覇に大きく前進することになりそうだ。