それは時間を生み出すプロダクト。業務自動化プラットフォーム「Yoom」代表 波戸崎駿インタビュー
ベゾス、孫正義、坂本龍馬…志を学んだ先人たち
──ここからは一問一答形式でお聞きします。仕事は何時にはじめて、何時に終えますか? 朝10時から夜10時ですね。ほぼルーティンになっています。 土日もカフェで仕事したりするので、基本的に仕事をしない日はありません。仕事が趣味みたいなものなので。 ──愛用デバイス、仕事道具は? MacとiPhoneとフリスクです。 フリスクは仕事中はずっと食べてますね。これを食べてるとお腹が空かないんです(笑)。 ──情報収集はどのように行なっていますか? X(Twitter)とLINE NEWSですね。テレビはほとんど見ません。 Xは海外のテクノロジー系のアカウントはフォローしています。結構ビジネスのヒントがたくさんあるんですよ。 ──能力を伸ばすには? ビジネス力を伸ばすには? 「量質転換」これに尽きると思います。 量をこなしていけば質に転換できるようになる。これ以外に方法があるのかな?という感じです。 ──余暇の過ごし方は? 土曜日はカフェで仕事して、日曜日はジムに行ったあとに仕事をしているので、余暇というほどの時間はほとんどないのですが、Netflixは見ます。 ジャンルは、主にアニメをよく観ますね。『SPY×FAMILY』とか『ONE PIECE』とか『HUNTER×HUNTER』とか、人気作・話題作は大体見ています。 あと、後楽園にあるスパ施設、ラクーアによく行きます。東京で一番いい場所なんじゃないかと思うくらいです(笑)。 ──心が折れたときはどうしますか? あまり心は折れませんが、寝たら回復するタイプです。 ゲームのドラクエ(ドラゴンクエスト)が好きなんですが、ドラクエもHP(ヒットポイント)が減ってきたら寝れば全開しますよね。ほぼドラクエに近いです。 ──尊敬する人や憧れの人、好きなアスリートやアーティストは? ずっと起業家を目指してきたので、ジェフ・ベゾスやマーク・ザッカーバーグ、孫正義さんに憧れます。事業で新しい価値観を作り出している人たちですね。 中でも特にAmazonのジェフ・ベゾスは哲学含め、本当に尊敬しています。 ──食生活で気をつけていること。好物は? フリスクばっかり食べているので、食生活はひどいです(笑)。 ただ、健康を害するのは経営リスクだと思っているので健康診断の数字は気にしています。といいつつも、好物はラーメンです。 ──運動の習慣は? どんな運動をされますか? 日曜日にボクシングジムに通っています。 「仮に強盗に襲われたとしても、ボクシングができればどうにかなるはず」という謎の動機です(笑)。 ──これだけはやらないと決めていることはありますか? 特にない、と言うよりどちらかというと、「できる限りやろう」と思うタイプです。 ──ビジネスパーソンにおすすめの一冊は? 孫正義さんの自伝的な本、『志高く 孫正義正伝』が好きですね。「志の大きさによって人間の人生は決まる、できる限り目標を高く持とう」という話なんですが、本当にその通りだな、と思います。 それと、佐藤航陽さんの『未来に先回りする思考法』。佐藤さんは宇宙開発と仮想現実の事業をされている起業家で、本に書かれている「テクノロジーによって未来の行き先が決まる」という話は、自分の事業計画や経営戦略をつくるときのベースになっています。 ──座右の銘は? 「世に生を得るは事を成すにあり」。坂本龍馬の言葉です。 「生きているからには大きなことを成し遂げなければならない、学ぶことは事をなすための手段だ」という言葉で、常に意識しています。 祖父が書道家で、この言葉を大きな掛け軸に書いてもらいました。朝起きたら必ず見える場所に掛けてあるので、毎日意識しますね。 波戸崎 駿(はとさき しゅん) 同志社大学を卒業後、2013年4月、新卒で株式会社じげんに入社。3年目から基幹事業である求人事業部の事業責任者に就任。2度のM&Aや大手通信会社との事業提携を実施後、2019年1月に株式会社TimeTechnologiesを設立。2022年に株式会社ブレインパッドへTimeTechnologies社の株式を譲渡し、同年6月Yoom株式会社を設立。 Photo: 伊藤圭/Source: Yoom株式会社
島田ゆかり