F2ラウンド3メルボルン、宮田莉朋がスプリントレースで5位フィニッシュ&今季2度目の入賞!トップのアジャが10秒加算でスタニャクF2初優勝|F2
F2の第3ラウンド、メルボルンのレース1(スプリントレース)が23日行われた。 現地アルバート・パーク・サーキットはF1のFP3から引き続き曇り空ながら、雨は降らずドライでレース時刻を迎えた。 スプリントレースがブラックアウトとなり、その直後ガブリエウ・ボルトレートとペペ・マルティが接触し、もつれるようにピットレーン出口でストップした。これでレースは1周目ですぐさまセーフティーカー導入となっている。 セーフティーカーエンドとなり、7/23周目からレース再開となる。その直後ターン6手前でゼイン・マローニがグラベルに飛び出し、4番手から10番手までポジションを落としてしまった。宮田莉朋は僚友マローニの後ろ、11番手でレースを進める。9周目のターン1で宮田はマローニをパスし、10番手に上がった。 イザック・アジャがトップを快走し、2番手を離しにかかる。2番手からロマン・スタニャク、ポール・アーロン、クッシュ・マイニ、アンドレア・キミ・アントネッリ、リチャード・フェシュフォー、デニス・ハウガー、フランコ・コラピントという順番になった。 11/23周目のターン12区間でアントネッリとフェシュフォーが接触しマシンストップとなり、アーロンもフロントウイングにダメージを負うことに。これで再度セーフティーカーとなった。宮田はSC導入までにバトルを展開しつつ、P7まで浮上しSC突入となっている。 15/23周目よりローリングスタートでレース再開。トップはアジャ、以下スタニャク、マイニ、ハウガー、コラピント、ザック・オサリバン、宮田、マルタンスというトップ8の並びになった。宮田は19周目にオサリバンをパスし、P6まで浮上。ここから前のコラピントを追いかけていく。 トップのアジャは後続を寄せ付けず、6秒差で今季F2初優勝を果たした。だがレース後に、オープニングラップでのマルティとボルトレートのクラッシュを引き起こしたのはアジャだったとして、アジャに10秒ペナルティが課された。結果的に6位となっている。 スタニャクがF2初優勝に繰り上がり、2位ハウガー、3位マイニまでが表彰台となった。 4位コラピント、宮田は5位繰り上がりとなり、今季2度目の入賞でスプリントレースでは初ポイント獲得となっている。 6位アジャ、7位マルタンス、8位オサリバンまでが入賞となった。 F2メルボルン・レース1結果 1/ロマン・スタニャク 2/デニス・ハウガー 3/クッシュ・マイニ 4/フランコ・コラピント 5/宮田莉朋 6/イザック・アジャ 7/ビクトール・マルタンス 8/ザック・オサリバン
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