中川晃教「体当たりで挑戦」、加藤和樹「新鮮な気持ちで」 ミュージカル「フランケンシュタイン」製作発表
名作怪奇小説をミュージカル化した「フランケンシュタイン」の製作発表記者会見が東京都内で行われ、キャストの中川晃教と小林亮太、加藤和樹、島太星、演出の板垣恭一さんが出席した。 同作は2017年に日本で初演され、今回は20年の再演に続く3回目の上演。メインキャストがそれぞれ二役を務めるミュージカルで、中川と小林が科学者ビクター・フランケンシュタインと悪党ジャック、加藤と島がビクターの親友アンリ・デュプレと怪物をそれぞれダブルキャストで演じる。 初演から出演する中川は「僕にとっては体当たりで挑む作品で、二役とも演じがいがある。こんなに男同士が交わる物語は気持ちがいい」などとコメント。同じく3回連続の出演となる加藤は「この作品が大好きで、誰よりも再々演を楽しみにしていた。新キャストが加わったので、新鮮な気持ちで挑もうと思っています」と抱負を語った。 小林と島は今回が初参加となる。小林は「(中川と加藤は手本を)背中で見せてくださるお二人なので、必死に食らいついていきたい」。島は「今の僕の生きる動機がこの作品です。命を懸けて臨ませていただけたら」と意気込んでいた。 来年4月10日から30日まで東京建物Brillia HALLで。同5月に愛知、茨城、兵庫の各公演が行われる。