無人駅に「にぎわい」を取り戻す取り組み JR九州が学生と家具づくり
テレQ(TVQ九州放送)
JR九州は無人駅の使われていないスペースを有効活用するプロジェクトを立ち上げ、11月18日その第1弾の取り組みが実施されました。 久留米大学の学生 「みんなが使ってくれるようなそんなイスにしたい」 JR久大線の南久留米駅で開かれた家具づくりのワークショップには久留米大学の学生とJR九州の職員が参加しました。南久留米駅の1日の平均利用客は統計を取り始めた2017年度が422人だったのに対し2023年度は376人と減少。2020年3月から「無人駅」となっています。駅ににぎわいを取り戻そうとJR九州が立ち上げたのは利用されていない駅員の事務室を「シェアキッチン」に改装するプロジェクト。このシェアキッチンは12月末にオープン予定で飲食店が日替わりで出店する計画です。11月18日、集まった学生たちは待合室に置く椅子などを製作。約2時間で椅子が完成しました。 「学校の中では座学が中心のため外に出て現場に出るのは良い経験になった。(椅子は)幅広い世代の人に使ってほしい」 「椅子を作ることで(南久留米駅が)話し合いの場など交流する場になってほしい」 JR九州 福田健一さん 「まずは地域作りをしっかりしてにぎわいを作っていくことが大事。地元の大学に協力してほしいと声掛けした。地域の人に普段から利用してほしい」
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