【いまが種まき適期】3~4月に種まきできる「一年草&多年草」6選。ナチュラルでオシャレ
今年の春は種まきから植物を育ててみませんか。植物の種は数百円で手に入るので、たくさんの苗を育てることができれば、コスパよく植物を育てることができます。 【写真】大人シックな「コモンマロウ」、鮮やかカラーがキレイに枝垂れる「ペチュニア」など、今が種まき適期の一年草・多年草たち 苗ができたら花壇に植えたり、鉢植えにしたりして、いろいろな場所で植物を楽しみましょう。庭や玄関の見た目が豪華になりますよ。 そこで今回は、いまが種まき適期の春まき一年草&多年草を参考価格とともに紹介します。さっそく見ていきましょう! ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【ガーデニング豆知識】種まきで気をつけるポイント
種をまいても芽が出ない・・・こんな経験はありませんか? 種が発芽しない理由にはさまざまな要因が考えられますが、「種子の種類」と「水やり」が関係していることがよくあります。これらの原因は簡単に解決できるので、まずはこの2つを対策してみましょう。 ●種子の種類 種子には好光性種子と嫌光性種子があります。名前のとおり、発芽には日光を必要とする場合と、しない場合があるので、この性質を知らずに育てると発芽しない原因になります。 例えば、好光性種子なのに土をたくさんかぶせてしまったり、嫌光性種子なのに土を薄くかぶせてしまうと種子の生長を阻害してしまいます。 種子の性質はあらかじめ調べておき、適切な種まきをおこないましょう。 ●水やり 発芽しない原因のひとつに種が乾燥してしまうことが挙げられます。種が発芽する際には水がかかせないので、発芽するまでは水やりに気をつけるようにしましょう。 ただし、微細な種の場合は、霧吹きでも種が飛ばされる場合があります。覆土をしない種子などの場合はとくに、底面から給水させる方法で管理するのがおすすめです。 次では、「種まき適期がまさにいま!」の一年草、多年草をじっくりとご紹介していきます。
いまが種まき適期の「春まき一年草&多年草」6選
●ペチュニア 開花期間の長いペチュニアは、今が種まき適期の多年草(一年草扱い)です。 ペチュニアの種まき適温は25度前後なので、十分暖かいと感じられる頃が適期です。早めに開花させたい場合は、室内の暖かい場所で管理してもよいでしょう。 ※参考価格:300円前後(種) ●キンギョソウ まるで金魚のような花姿が可愛らしいキンギョソウは、春から初夏にかけて開花する多年草(一年草扱い)です。 キンギョソウの発芽適温は15~20度前後なので、徐々に暖かくなってくる頃が種まき適期です。好光性種子なので覆土は薄めにかけます。 ※参考価格:300円前後(種) ●スカビオサ スカビオサはデコラティブな美しい花を咲かせる多年草(一年草、二年草扱い)です。 スカビオサの発芽適温は20度前後。覆土は日が当たらないように5ミリ程度にかけておきます。発芽までは7~10日程度です。 ※参考価格:100~300円前後(種) ●ダンギク 長めの茎に段々に花を咲かせるダンギクは、パープルやホワイト、ピンクの花が美しい多年草です。 上品な雰囲気で、シックなナチュラルガーデンにもおすすめです。発芽適温は20度ほどで覆土は薄めにします。花が咲くのは秋になります。 ※参考価格:300円前後(種) ●マロウ 草丈が高くなるマロウはガーデンの主役になる多年草。大きくなるので場所を選びますが、花が大変美しい植物です。 移植が苦手なので、種は直まきやポットまきにします。発芽適温は15~20度程度で、5~8月ごろまで開花します。 ※参考価格:200~600円前後(種) ●マリーゴールド マリーゴールドはオレンジやイエロー、ホワイトの華やかな花を咲かせる一年草です。 発芽の適温は20~25度ほどで、4~5月頃が適期です。1週間ほどで発芽し、開花は12月ごろまで続きます。 ※参考価格:100~600円前後(種)
まとめにかえて
今回は、いまが種まき適期の春まき一年草&多年草を紹介しました。 種まきの方法にはコツがありますが、基本的には種の袋に記載のある方法に従って育てるのがいちばんです。発芽するまでは水を切らさずに、お世話を続けてくださいね。
LIMO編集部