対戦が決まり健闘を誓う龍谷大平安の山口翔梧主将（左）と長崎日大の平尾大和主将＝大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで２０２３年３月１０日、滝川大貴撮影

　大阪市で１０日にあった第９５回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社など主催）の組み合わせ抽選会で、４年ぶり４２回目出場の龍谷大平安は、第４日の第２試合（２１日午前１１時半開始予定）で長崎日大（長崎）と対戦することが決まった。初戦は２回戦となる。【矢倉健次】 　４年ぶりに全出場校の主将らが集まっての抽選会で、龍谷大平安の山口翔梧主将（２年）が引いたくじは３３番。初戦の試合日程に続き、九州地区の出場校による抽選で対戦相手も決まった。 　原田英彦監督は「九州大会準優勝の長崎日大は、バッテリー中心に守りが堅く、左打者の多い好チーム。失策や四死球が勝負のカギになると思う。選手たちは、従来の姿が戻りつつある甲子園で精いっぱい元気にプレーしてほしい」と話した。 　チームは７日から沖縄県で調整を続けている。１０日は練習試合後の午前１１時半ごろ、川口知哉コーチから抽選結果を知らされ、「おおー」と歓声を上げながら、本番が近づいてきたことを実感していたという。 　長崎日大は、昨年のセンバツ出場が決まっていながら直前に新型コロナウイルス禍で出場を辞退した京都国際と対戦が決まっていた相手でもあり、因縁を感じる組み合わせとなった。 〔京都版〕