東洋大姫路が17年ぶり制覇 「ほんまにうれしい」OBの岡田監督/秋季近畿大会
秋季高校野球近畿大会(4日、東洋大姫路5-1智弁和歌山、ほっともっとフィールド神戸)来春のセンバツ出場を確実にしている東洋大姫路(兵庫1位)が、智弁和歌山(和歌山1位)に5-1で快勝し、2007年以来17年ぶり4度目の優勝を決めた。20日開幕の明治神宮野球大会(神宮)に近畿代表として出場する。 【写真】「ほんまにうれしい」選手たちに胴上げされる東洋大姫路の岡田龍生監督 東洋大姫路は三回に打者一巡の猛攻で4点を先制。直後の四回表に1点を返されたが、その裏に1点を追加して再び突き放した。先発したプロ注目の最速147キロ右腕、エース阪下漣(2年)は7安打1失点で完投し、チームに勝利を呼び込んだ。 OBで履正社(大阪)を全国優勝に導き、2022年4月から母校を率いる岡田龍生監督は「ほんまにうれしい。ここまで頑張ってくれるとは」と選手たちをたたえ、安堵(あんど)の表情。力投の阪下は「この舞台に立ち、優勝できたことはすごくうれしい。丁寧にコース投げて打たせていく投球ができた」と充実感を漂わせた。