立大、昨夏甲子園準Ｖ左腕田中優飛が初勝利、初先発に抜てき５回無失点「目指すは第１戦の先発」
＜東京6大学野球：東大5－13立大＞◇第7週第2日◇27日◇神宮 立大が東大に快勝してシーズン最終戦を白星で飾った。春5位から1つ順位を上げた4位が確定した。昨夏甲子園準Vの左腕で、初先発したルーキー田中優飛投手（仙台育英）が5回1安打無失点でリーグ戦初勝利。敗れた東大は54季連続の最下位が決定。2校の最終戦終了に伴い、11月9日から始まる早慶戦を残している慶大の5位が確定した。 ◇ ◇ ◇ 立大は春から救援でチームを支えてきたルーキー田中優が、初先発の抜てきに応えた。ストライク先行で直球、スライダー、フォークの3球種を使い凡打の山を築いた。「6大学で目指す場所はやはり第1戦の先発だと思うので、狙っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。木村泰雄監督（63）は「どこかで先発をやらせたいと思っていた。来春につながる、非常に良い投球でした」と1年生の台頭に目を細めた。
