日本ハム・新庄監督 3連勝ならず「戸郷君相手に5回に6点はキビシー」5点追う9回には“守備テスト”も
◇交流戦 日本ハム2―7巨人(2024年6月14日 エスコンF) 日本ハムは14日、本拠・エスコンFで巨人と対戦。2―7で敗れ3連勝はならなかった。先発の山崎福也投手(31)が5回85球を投げ6失点(自責4)で今季2敗目。打線は相手エース戸郷の前に水谷の3号ソロと松本の今季1号ソロによる2点止まりに終わった。 試合後、新庄剛志監督(52)は「戸郷君相手に、5回に6点はキビシー。ちょっと山崎くんも変化球が入らなかったかな。今日は」とサバサバと振り返った。 新庄監督との主なやりとりは以下の通り。 ――万波の守備は二塁が追いすぎた。 「いや、あれプロなら捕らないと。ただそれだけのことでしょ」 ――その9回に左翼・水谷と右翼・万波の守備を変えた。 「(今後)競っている場面で、左バッターの時に1アウトとかノーアウト三塁の場面で、万波君がレフトに行って。景色とかちょっと感覚だけでもつかんでもらう守備位置」 ――練習というか。 「そうそうそう。シートノックでもね、レフトでも守らせてるんで。左バッターじゃなかったらまた代える。この点差じゃないとできないからね」 ――今後に向けての。 「そうそう。常に今後に向けてこういう試合の時は(試す)。清宮君と郡司君も変えたように常に先を見据えての起用ですね。ジャイアンツは(勝利までが)長かったんじゃないですか。長く感じるんですよ。また、こっちも気合入れていかないと乗っていかれるんで」 ――水谷(の本塁打)は逆方向に。 「何なんでしょうね。あそこのホームランが増えたら、もう守るポジションも難しくなってくるんじゃないですか、向こうも。最後も抜けたと思いましたけどね。取るんだと思って」