スペインが激闘を制し、3大会ぶり最多4度目の欧州制覇! イングランドを2-1撃破! ケインの無冠はなおも続く【EURO決勝】
前半は0-0、後半開始早々にスコアが動く
現地時間7月14日に開催されたEURO2024の決勝で、スペイン代表とイングランド代表がドイツのベルリンで対戦した。 【動画】17歳ヤマルが絶妙アシスト!N・ウィリアムスの鮮やかな先制点! 序盤から高いポゼッション率で主導権を握ったのは、3大会ぶり最多4度目の優勝を狙うスペインだ。23分にはオルモからゴール前でパスを受けた17歳のヤマルが、ペナルティエリア内に侵入してシュートを放つも、モノにできない。 悲願の欧州制覇を目ざすイングランドは、CBのストーンズが果敢に持ち上がるなどし、チャンスを窺うなか、45分にベリンガムのボール奪取からショートカウンターを発動。最後はケインが右足を振り抜くが、ロドリのブロックに阻まれる。 2大会連続で決勝を戦うイングランドはさらに、45+1分にゴール前でFKを獲得。ライスのクロスからフォデンがボレーシュートを放つも、GKウナイ・シモンに阻まれる。 スコアレスで折り返すと、ハーフタイムにスペインが選手交代。ロドリの負傷を受け、レアル・ソシエダで久保建英と共闘するスビメンディを投入する。 大黒柱を失う羽目になったが、スペインはアクシデントに屈せず、後半開始直後の47分に自慢の両翼の連係でついに先制点を奪う。右サイドからカットインしたヤマルのラストパスに、ファーで反応したニコ・ウィリアムスが利き足とは逆の左足で冷静に流し込んだ。 ビハインドを負ったイングランドは、61分に主将でエースのケインを下げ、オランダとの準決勝で決勝点を叩き込んだワトキンスを送り込む。さらに70分にはメイヌーに代わり、パーマーもピッチへ。 すると、このサウスゲイト監督の交代策がピタリと的中。73分にベリンガムの落としからパーマーが、正確無比なコントロールショットで鮮やかにネットを揺らし、同点に追いつく。 ただ、スペインは86分に再び勝ち越す。ククレジャの絶妙なアシストで、こちらも途中出場のオジャルサバル上手く流し込んだ。 このまま2-1でタイムアップ。スペインがファイナルに相応しい激闘を制し、EURO連覇、10年ワールドカップを含めれば、メジャー大会3連覇を果たした2012年以来の優勝を果たした。 一方、イングランドはPK戦の末にイタリアに敗れた3年前に続き、またしてもあと一歩で涙。得点王など個人では数々の名誉を手にしながら、チームタイトルとは無縁のケインは、なおも屈辱の無冠が続くこととなった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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