子ども会16チームが熱戦 ユンヌ方言のカルタ大会 与論島
ユンヌフトゥバ(与論島方言)を使った第16回与論(ユンヌ)カルタ大会(与論町子ども育成連絡協議会主催)は7日、鹿児島県与論町砂美地来館で開催された。子ども会16チーム(1チーム3人)が参加。かるたを楽しみながらユンヌフトゥバや島への理解を深めた。 「与論カルタ」は民間有志によって2007年に制作された。札はユンヌフトゥバを織り交ぜながら、島の自然、文化、歴史、産業など各分野にまつわる五七五調を基本とした46句で構成。初めに句の後半部分だけが読まれた後に全体が読まれ、参加者は頭文字と関連する絵が描かれた取り札の獲得枚数を競った。 参加者のほとんどは日ごろの練習を通して全句を暗記しており、試合では句の後半部分を聞いた時点で手を伸ばし、争う様子が見られた。 参加した児童は「『手に手を取ってオンリーワンの島づくり』の取り札が好き。かるたはみんなで一緒に楽しく勝負できることが楽しい」と笑顔で話した。