髙石あかり“素”が満載のアートカレンダー「2025年を一緒に楽しんで」
俳優の髙石あかりが2025年アートカレンダー『ito(イト)』を発売、12月21日に、都内で発売記念イベントを行った。イベント開始前に取材に対応し、初めてのアートカレンダーへの想いをアピール、「2025年を一緒に楽しんでいけたら」と笑顔を振りまいた。 髙石あかりが選んだお気に入りの写真 今年8月に撮影。撮影を担当した増田彩来の祖父母の家、周辺の公園などで、「ピクニックをしたり、シャボン玉で遊んだり」するなかで、素の髙石を捉えた。 「素っていう部分で、私は役としてカメラの前に立つことが多いので、自分として立つというのが若干怖かったりもしていて。増田さんはそこを払拭してくださったというか。本当にカメラを全く意識していないんです。会話をしながら、気づいたらシャッターが切られているような感覚だったので、そういうこともすごい新鮮で記憶に残っています」 お気に入りのカットはバドミントンをしている様子を撮影したもの。 「増田さんがすごい近い距離で撮っていて、カメラなんて気にせず目の前にあるバドミントン(のシャトル)を必死に追っています。『ito』の中の自分って全く自分じゃないような感じで、この写真にはそれがすごく出ています。自分はこんな表情をするんだって驚いた1ページです」 タイトルは髙石自身がつけた。 「本当にいろんな方のご縁でここまで来させていただいているなと思っています。そういうことへの感謝であったり、いつもお世話になっている方だったりとの本当に大切なつながりで撮れた作品だと思うので、そこもそのつながりを大事にしたいという思いでつけさせていただきました」 アートカレンダー『ito』はイベントに参加する人のみが手にすることができるという形式で発売。髙石は「来てくださった方にしか渡らないということは奇跡でもありますし、ご縁、糸でもあります。そこをより強めるいい機会」と説明。次は「お家で楽しむだけじゃなくて、誰かに渡すことのできるようなアートカレンダーになったら」とアイデアを育て始めているようだった。 2024年は映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』など出演作が話題に。2025年も映画『遺書、公開。』(1月31日公開)などが控える。また、2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインに決定している。 NHK連続テレビ小説への出演は自身の夢でもあった。 「2024年は転機の年だなと思っています。自分の大きすぎる夢が叶ったこともそうですし、多くの人との出会いだったり、ご縁がつながって、周りの方や応援してくださる皆様を大切にしたいと思いましたし、感謝を伝えていきたいなと思う年でした。これからは恩返しをたくさんしたいなと思います。お芝居であったりとか取り組む姿勢であったりとか、そういうものをしっかりすることだと思うので、周りの方に感謝しながら、これからも頑張りたい」と話した。