【阪神】杉山健博オーナーが後半戦勝負強調「8、9月が何よりも重要」補強は「現場の声踏まえ」
阪神杉山健博オーナー(65)が27日、大阪市内の阪神電鉄本社で行われた定例のオーナー報告後に報道陣に対応した。 チームはこの日の中日戦(甲子園)で今季71試合目。シーズン143試合の折り返しが目前に迫る。「これまでの約70試合と、これからの約70試合、これは誰が考えたって、これからの約70試合が重要」と強調。球団史上初のセ・リーグ連覇へ「8月、9月、ここが何よりも重要になってくる」と続け「私もこれから8月、9月、本当の正念場、一番大事な時にチーム状態が上がってくることを切に願っている。それができれば、リーグ優勝、連覇もできるんじゃないかと。一番の近道じゃないかと思ってるので、おおいに期待してるというのが正直なところです」と岡田彰布監督(66)率いるチームに期待を寄せた。 今後の選手補強については「お答えのしようがございません」とコメントを避けつつも「補強はチーム編成の1つの策」とし「基本的には、そういうものが必要ならそういう手は打つし、そうじゃないというなら、そういう手は打たないし。常にそのことは考えながらやってます」と説明。さらに「別に今の時期だけじゃなくて、いつも現場の声を踏まえて」と球団を尊重する考えをあらためて示した。