「雪月花」と「急行」③ 筒石駅はトンネル秘境駅だった!の巻 帰ってきた令和阿房列車で行こう 第四列車
13時14分、あっという間に終着糸魚川に着いた。あと2時間はこのまま乗っていたいところだが、致し方ない。
「雪月花」はつい最近、JR東日本の協力を得て、復旧した只見線に乗り入れて話題を呼んだ。気動車なので、線路さえしっかりしていれば、どこへでも乗り入れられる強みを生かした。料金は1人8万円だったが、たちまち満員御礼になったという(本当はこちらに乗りたかったのだが、予算の関係で断念したのは言うまでもない)。
「復興支援のため、もう少し落ち着いたら能登の和倉温泉に乗り入れてほしいですね」
1号君もたまにはいいことを言う。少子高齢化が進み、乗客の増加が見込めない中、鉄道会社の垣根を越えた連携がますます必要かつ重要になってくる。
明日は、えちごトキめき鉄道が復活させた「急行」電車に乗って大団円を迎えるのこころだぁ!(乾正人)