「コンバース」のコラボものに、「ニューエラ」も!Kei Hashimotoさんの“アメリカン”なモノ語り
誰もが自分流の「Feel So Good」な、モノ選びの視点を持っている。 センスのいい男たちは、どんな服に、ギアに、瞬間に、“気持ちいい‼”と感じだのだろう? ▶︎すべての写真を見る
阿部 そもそも車や西海岸系のアメリカンカルチャーが好きになったのは、いつ頃ですか?
Kei 幼稚園くらいの頃です。父親がLA出張のたびにお土産で買ってきてくれる、ホットウィールのミニカーが楽しみでした。
阿部 車とLAカルチャーの英才教育(笑)。でも、今の愛車はメルセデス。ヨーロッパ車ですが、心境の変化があったんですか?
Kei はい。これまでベンツに興味はなかったのに、ひと目惚れしました。でも、北米で流通しているベンツのディテールにカスタムし、フルUS仕様にしようと思っています。93年の124カブリオレを納車して、すぐにウィンカーやテールランプを当時のUS仕様に変えました。
阿部 なかなか人には伝わらないユニークなカスタムですね(笑)。 Kei 90年代のアメリカ版のカタログを入手して、参考にしています。
阿部 よくキャップを被っていますが、そこにもこだわりが? Kei 強いていうなら、ニューエラは、LAチームしか被りません(笑)。 阿部 当時のド直球な西海岸といえば、頭にバンダナを巻いたりもしていましたよね。
Kei “ウェッサイ”と言えばまさにそれ。ハードコアバンドを見たりして高校生の頃に憧れましたが、実際に試すとなると少し抵抗があります(笑)。バンダナはハンカチ代わりに持ち歩く派で、自分でも作ったりしていますね。 阿部 車もLAカルチャーも、王道を攻めつつも、決してゴリゴリにならない塩梅が面白いです。 Kei 車は専門的でメカニックな部分に執着するよりも、自分が好きな西海岸のライフスタイルに馴染む格好良さを追求したいんです。 阿部 そのバランス感覚が絶妙。
Kei 例えばアクセサリーもジャラジャラするより、カーライフに自然にハマる、可愛げがあるものが好き。 阿部 コンバースとステューシーのコラボスニーカーのチョイスも、どこか可愛らしい。
Kei 色使いが最高で、特にアワーレガシーとのトリプルネームのものは、最高傑作です。 阿部 これは僕も好き! Kei サステナブルな素材を使用したコラボレーションで、地球に優しい点も自分好みです。 品田健人、箱島崇史、松林寛太=写真 長谷川茂雄、黒澤卓也=文
OCEANS編集部