流山で「シント・マールテン祭」体験 オランダ人設計の利根運河にちなみ
「体験!シント・マールテン祭」が11月9日・10日、利根運河交流館(流山市西深井、TEL 04-7153-8555)で行われる。(松戸経済新聞) 【写真】シント・マールテン&ハロウィン展 利根運河交流館は、利根運河周辺の観光スポットの紹介やイベントの開催など、同運河に関する情報発信・交流の拠点。シント・マールテン祭は11月11日にオランダで行われ、子どもたちがランタンを持って近所を回り、歌を歌って菓子をもらう祭りで、ハロウィーンの原型といわれている。 同イベントは利根運河が1890(明治23)年にオランダ人技師のローウェンホルスト・ムルデルの設計・監督で建設されたことにちなみ、シント・マールテン祭をアレンジして同館が行うもので、今回が4回目。 同館でランタンを作り、花壇にチューリップの球根を植えた人がカプセルトイを回すことができる。カプセルに入っている菓子やおもちゃのほか、同館が11月23日に運河水辺公園(西深井)で開く「うんがいい!朝市&ひと月早いクリスマス」で使える200円券などを進呈する。 関連イベントとして、東武野田線運河駅(東深井)内にある「運河駅ギャラリー」で現在、シント・マールテン祭をテーマに地域の子どもたちの作品などを展示する「シント・マールテン&ハロウィン展」を開いている。今月11日まで。 同館の中村光佐子館長は「利根運河と深いつながりのあるオランダの文化を、利根運河交流館スタイルで体験してみては」と参加を呼びかける。 開催時間は両日10時~15時。定員は2日合計で先着100人。参加無料。雨天の場合、球根は同館軒下のプランターに植える。
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