エフエム東京会長が辞任へ 社内外の声受け、相談役に
エフエム東京は28日、どう喝などのパワハラで社長を引責辞任し、今月1日付で会長に就任した黒坂修氏が同職を辞任すると発表した。本人からの申し出によるもので、黒坂氏は29日付で経営や業務執行に一切関わらない相談役に就く。 同局は今回の辞任に関して「(黒坂氏の会長就任などに)社内外からさまざまな声があり、放送局として審議を重ねた結果」と説明。相談役として残ることについては「業界における人脈とキャリアの中で培われた知見を活用したい」とした。 報酬は過去の相談役と同様に支払われる。会長の後任は置かず、唐島夏生社長を筆頭にガバナンスの改善に取り組んでいくという。