『虎に翼』<大学院中退します!><普通の家庭いらない!><結婚に親の承諾不要!>。KOされた航一に視聴者「カオス回」「怒って当然では」「このドラマの核心」
◆9月12日の『虎に翼』 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第24週「女三人あれば身代が潰れる?」の119回が9月12日に放送され、話題になっています。 明日の『虎に翼』あらすじ。病が進行する多岐川の元に小橋、稲垣ら懐かしい顔ぶれが揃う。最後の力を振り絞る多岐川は桂場に対し…<ネタバレあり> *以下、9月12日放送内容のネタバレを含みます。 のどか(尾碕真花さん)の婚約者・誠也(松澤匠さん)が星家にやってくる。 しかし、星家では航一(岡田将生さん)と優未(川床明日香さん)が優未の進路をめぐって口論をしていた。大学院で寄生虫の研究をしていた優未は研究職を目指すことを辞め、大学院も中退すると言い出す。 昭和44年、日米安保改定を翌年に控え、全国で若者たちによる騒乱事件が多発。少年法を改正して厳罰化すべきだという声が、ますます高まっていく――といった話が描かれました。
◆あらためてあらすじ ドラマ内で寅子が星家に戻ってくると、家の前には、中の様子をうかがうのどかと婚約者の誠也が。 その家の中では娘・優未と夫・航一がその進路を巡って話し合っていました。 この先にイスがない、そして寄生虫の研究を嫌いになりたくないから博士課程を終える前に大学院を中退して、すっぱり諦めたいと謝りながら話す優未。対して航一は諦めずにもがいてみては、と答えます。 そこで寅子がカットイン。「航一さん、黙って」と航一の話を制止すると「どの道を、どの地獄を進むか、あきらめるかは優未の自由です」と話します。 航一がそれではこれまでの9年が無駄になる、と述べると、さらに「はて? ムダ? 手にするものがなければ、これまで熱中して学んできたことがムダになるの?」と答える寅子。続けて「地獄を進む覚悟」を優未に確認します。 対して航一は「寅子さんは現実を見ていない。甘すぎる。この年齢で何者でもない彼女に社会は優しくない!」「いや、駄目だ。絶対に駄目だ! 僕はかわいい娘が傷つくのを見たくないんだ!」と話します。
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