都心で一日中海を見て過ごせる場所をご存知ですか?
海見えの特徴を生かしているのは、お部屋だけじゃありません。建物の屋上には、宿泊者限定のルーフトップがあり、海風に当たりながらお酒を楽しむことも。……あいにく取材日は曇り時々雨な天気だったのですが、これからの季節、大オススメです。
続いて、ホテル内のお食事処をご紹介します。イチオシは、鮨処「かたばみ」。館の3階の中庭に面したコチラは、9席だけのプライベートなお寿司屋さんです。 かたばみとは「ひっそりと咲くけれど、「繁栄」「喜び」といった力強いメッセージが秘められている野の花」が由来だそうで、カウンター席に座ると目の前に中庭の美しい草花が広がる、そんなお店です。平日のランチは貸切のみですが、土・日曜&祝日とディナーは宿泊者はもちろん、外来もOKということなので、デートメモにお控えくださいまし。 いまの季節は、縁起物とされる蛤の焼き物ほか、桜鯛、鮪、江戸前の穴子など、相模湾から届く旬なネタで握ったお寿司がいただけますよ。
館の2階にあるレストラン&バー「Larboard(ラーボード)」ももちろん海見え。コチラではシグネチャーカクテルが2種類と、モクテル8種類のご用意があります。ドライブデートがてらコチラでモクテルを一杯、なんて使い方も洒落てますよね。
今回の滞在で一番の発見というか、驚きだったのが、クラブラウンジでの「アフタヌーンティー」と「カクテルタイム」。そのボリューム&クオリティがすんごいんです。 アフタヌーンティーセットは、ゼリーやクッキーサンド、ロールケーキにエクレア、本日のセイボリーに季節のスコーンなどなど、てんこ盛り。さらに「カクテルタイム」に突入すると、本日のアペタイザーにスペシャルプレートがどんどん運ばれてきて……、あれ、今宵は夕食なしかな、と思えるほど、お得な内容になっています。
ディナーは、先ほど登場した「Larboard」のディナーコースをいただきました。クラシックで王道のフレンチがいただけますので、ぜひコチラもどうぞ。すっかりお腹いっぱい&お部屋での寛ぎが過ぎてしまい、大好きなBAR時間を確保できなかったことが心残りでしたので、次回の滞在では「Larboard」のカウンターで一杯いただくことを心に誓ったのでした。 東京から1時間程度で行ける非日常ワールド、横浜。「インターコンチネンタル横浜Pier 8」は、「今日は何もしない」と決めて彼女とゆ~っくり過ごすのに最適な場所。中華街や山下公園ではない、新しい横浜のデスティネーションとして、貴兄の次のデート先に大オススメいたします。
取材・文/堀川正毅(LEON)