ラグビー元日本代表・堀江翔太「古い車の方がストーリー性があって面白い」 過去の愛車と選手生活を振り返る
ラグビー元日本代表・堀江翔太さん(38)が、愛車『フォルクスワーゲン トランスポーター』や『トヨタ スタウト』とともに登場し、過去の愛車と選手生活を振り返りました。 ラグビーワールドカップに4大会連続出場し、パワーとテクニックを併せ持ち、トレードマークのドレッドヘアで日本のラグビー人気をけん引してきた堀江さん。今シーズンをもって現役生活に幕を閉じました。
■海外で見つけて購入した『フォルクスワーゲン トランスポーター』
まず最初に登場したのは、堀江さんが現在乗っている愛車。聖徳太子像の千円札が発行開始された1950年頃に登場した『フォルクスワーゲン トランスポーター』、通称“タイプ2”です。堀江さんの愛車は、1977年式のいわゆる “レイトバス”。ドイツでの愛称はブルドッグを意味する“ブリ”、イギリスでは“キャンパーバン”、日本では“ワーゲンバス”など、世界各国で様々な呼び名をつけられて愛され続けています。 堀江さんは、この車を2017年に海外で見つけ、約550万円で購入したといいます。「顔がかわいいのが好き」だそうで、ヘッドライトバイザーをつけると、寝ぼけている顔のように見えるところが魅力といいます。さらに、バンパーは堀江さんが自らエイジング加工を施し、あえてサビている感じを出してレトロ感を際立たせています。 実は、納車直後に堀江さんの妻が電柱に車をぶつけてバンパーが破損し、取り替えた結果、バンパーの部分だけ新品になってしまったため、レトロな雰囲気にマッチするようにサビをつけたそう。堀江さんは当時、妻が無事だったことに安心しながらも「車、速攻ぶつけられた」と、ひそかにショックを受けたことを明かしました。 そして、車内にも堀江さんのこだわりが。内装は板張りにアレンジ、さらにシートは広げられるようになっており、ベッドとしても使えるなど、家族4人で快適に過ごせるようになっています。 そんな堀江さん、トレードマークのドレッドヘアを始めたのは妻の言葉がきっかけ。あるとき、手芸にハマっていた妻がYouTubeを見て「ドレッド(ヘア)って自分でできるらしいよ。手芸用のかぎ針でできるらしい」と言い、ドレッドヘアに編んでくれたのが始まりだったそうです。今でもドレッドヘアの手入れは、妻が行っていて、約6時間かかっていることも明かしました。