望月慎太郎、元世界7位ゴファンに屈しマイアミOP予選敗退<男子テニス>
マイアミ・オープン
20日に本戦が開幕する男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク143位の望月慎太郎は予選第19シードで同106位のD・ゴファン(ベルギー)に6-7 (4-7),2-6のストレートで敗れ、予選敗退となった。 【錦織圭、アルカラス、シナーらマイアミOP組合せ】 2試合に勝利すると本戦入りの権利を獲得できるこの予選。 2021年以来3年ぶりの本戦出場を狙う20歳の望月は元世界ランク7位のゴファンと激突した。第1セット、望月はファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ゴファンに1度しかブレークポイントを与えないプレーを見せるが、唯一与えたチャンスを決め切られブレークを許す。自身もリターンゲームで4度のブレークポイントを創出し1度ブレーク。タイブレークに突入するが先行される。 第2セットではファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が69パーセントと低下。2度のブレークポイントをいずれもものにされ追いかける展開となるなか、自身は同じく2度チャンスがあったもののこれを決め切れず、1時間47分で敗れた。 ゴファンは予選決勝で世界ランク141位のH・マヨ(フランス)と対戦する。マヨは1回戦で予選第3シードのA・カゾー(フランス)と顔を合わせたが、カゾーがファイナルセット途中で棄権となったため勝ち上がりを決めた。 同日にはワイルドカード(主催者推薦)で17歳の坂本怜が予選1回戦に登場したが、第21シードのV・コプシヴァ(チェコ)にストレート負けを喫し予選敗退が決まった。 マイアミ・オープンの予選にはその他に世界ランク71位の西岡良仁が出場。本戦には同78位のダニエル太郎がストレートイン。さらに約8ヵ月ぶりのツアー復帰となる同351位の錦織圭がワイルドカードで参戦する。