坂東PAにコンビニ 圏央道 特産品、情報コーナーも 茨城
茨城県坂東市弓田の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)坂東パーキングエリア(PA)に、「ハイウェイ・オアシス」の一部となるコンビニのローソンがオープンした。市の特産品販売や情報発信コーナーがあり、一般道からも利用できる。市は「圏央道利用者や地域住民の利便性が向上する。坂東市の良さや情報も発信できる」と期待する。 隣接地には同市がハイウェイ・オアシスを計画しており、コンビニはその一部。施設は広場などのほか、ヘリポートなどが計画され、市の情報発信とともに防災も担う都市公園となる。完成時期は未定。 坂東PAは今年4月に供用開始された。約77キロある江戸崎PA(同県稲敷市)-菖蒲PA(埼玉県久喜市)間のほぼ中間地点に位置し、当初はトイレのみだったが、コンビニのオープンにより休憩所としての機能が向上した。現在は内回りのみの利用となっている。 店は官民連携事業で整備され、店内の一角には地元の名産品を販売する「ふるさと納税返礼品紹介コーナー」や坂東市の情報発信コーナーが設けられている。店舗前には、市とローソンがコラボレーションした撮影スポットもある。 11日にオープンし、前日の10日には店舗引き渡し式が開かれ、木村敏文市長は「ハイウェイ・オアシスの先陣を切った施設。客、地域、オーナーも良かったと思えるような店になってほしい」と期待を込めた。
茨城新聞社