ひみ寒ぶり2151本、今季累計5万4110本 富山県の氷見魚市場で止め市
氷見魚市場で30日、今年最後の競り「止め市」が行われた。「ひみ寒ぶり」は2151本が水揚げされ、仲買人が威勢良く競り落とした。今季累計は5万4110本になった。 競り場には9~15キロを中心としたブリが並び、競り人や仲買人が白い息を吐きながら活気ある声を上げていた。 氷見漁協によると、今季はこれまでに例年の約2・5倍に当たる約500トンのブリを扱った。1990年度以降で最多の2013年度(511トン)に近い数字で、担当者は「良いペースで取れている」と話した。 新年最初の競り「初市」は1月4日に行われる。