【MLB】名三塁手アレナドがインスタグラムで「匂わせ」もドジャース移籍の可能性は低い? 米記者報道
カージナルスがロースターの「リセット」を目指していることもあり、トレードの噂が絶えないノーラン・アレナド。オールスター・ゲーム選出8度、ゴールドグラブ賞10度を誇る名三塁手は日本時間12月2日、インスタグラムにケンドリック・ラマーの楽曲「ドジャー・ブルー」をBGMとした投稿を行い、野球ファンをざわつかせた。ドジャース移籍の「匂わせ」とも取れる投稿だが、アレナドは来季、本当にドジャー・ブルーのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 日本時間12月4日、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者はアレナドのインスタグラムでの投稿について「興味深い」としつつも、アレナドのトレード戦線におけるドジャースの立ち位置については「周辺部のどこかにいるチームの1つ」と報じ、アレナドのドジャース移籍が実現する可能性が低いことを示唆した。実際、ドジャースにはアレナドを獲得してもポジションに空きがないという問題がある。正三塁手マックス・マンシーを放出でもしない限り、アレナド獲得が現実的な話となることはないだろう。 モロシ記者が「アレナド獲得の可能性がより高いチーム」として挙げたのは、レッドソックス、パドレス、タイガースの3球団だ。レッドソックスは正三塁手を務める若き主砲ラファエル・デバースにコンバートの噂があり、デバースを一塁またはDHに移すことで三塁を空けることができる。ただし、その場合はトリストン・カサスや吉田正尚がトレード要員となるだろう。 モロシ記者は、パドレスについては「ルイス・アライズをトレードで放出すれば、アレナド獲得に動く可能性が出てくる」と指摘。また、タイガースについては「右打者の補強を目指しており、アレックス・ブレグマンの獲得に動くという噂がある」と伝えており、ブレグマンと並行してアレナドの獲得を目指す可能性があると見ているようだ。 今後数年にわたって優勝を狙えるチームへの移籍であれば、トレード拒否権を破棄する可能性が高いとみられているアレナド。来季はどのチームのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。