「何が起こったのか分からない」両面には黒い斑点も…メダル劣化問題で新たな”被害者”が発覚「彼のメダルが衝撃的な状態に」
パリ五輪のメダル劣化問題で、新たな”被害者”がいたことが分かった。 同問題を巡っては、バドミントン男子シングルスで連覇を果たしたビクトル・アクセルセン(デンマーク)が自身の「X」に東京五輪とパリ五輪の金メダルの状態を比較する動画を投稿して驚愕の反応が拡がった。 【動画】これで新品?…はっきりとメダル”劣化”が明らかになったシーン スケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)のSNS投稿から始まった”メダル劣化問題”においてはアスリートからの告発が続いている。 今回、英メディア『Daily Mail』では「オリンピックの別の選手が、メダルを獲得した数日後にそのメダルの衝撃的な状態を明かす」と題する記事を掲載。 男子フルーレ個人で銅メダルを獲得したニック・イトキン(米国)が銅メダルを獲得してからわずか2週間後にメダルが悲惨な状態になったことをリポートした。 「彼は同じく米国のスター選手であるナイジャ・ヒューストン(スケートボード男子ストリート銅メダル)やイロナ・マーハ(7人制ラグビー女子銅メダル)に続き、自身のメダルの質の劣化について警鐘を鳴らした最新の選手となった」と記している。 続けて「イトキンはTikTokに投稿し、メダルの両面に傷や黒い染みが散らばっていることを明らかにした。彼は『何が起こったのかわからない。いろいろなことがあったようだ』と書いた」と記し、劣化の状況を画像付きで伝えている。 実際に動画を確認すると、メダルの表、裏、また側面に黒い斑点のような無数の傷がついているのが確認できる。 同記事では今回の五輪ではパリ造幣局によりオリンピック用に2,600個、パラリンピック用に2,400個の合計約5,000個のメダルが作られたと伝えている。 今回のメダルといえばフランスが誇る高級ブランド「ショーメ」がデザインするなど、メダリストにとっては一生ものの記念となるはずだった。大事なメダルにまつわる”告発”は原因究明含め、今後も続きそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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