900キロの『鉄カゴ』落下 「現場の作業員任せ。甘い考えだった」トレーラー管理会社の支店長を書類送検
神戸市でことし4月、トレーラーから落下した鉄製のカゴの下敷きになった歩行者が重体となった事故で、警察は安全管理を怠ったとしてトレーラーを管理する会社などを書類送検しました。 ■【動画で見る】「900kgの鉄カゴ」落下 歩行者が一時意識不明の重体 トレーラー管理する会社の支店長など書類送検
■900キロの『鉄カゴ』落下 下敷きの男性 一時意識不明
ことし4月、神戸市のポートアイランドで、大型トレーラーに放置されていたおよそ900キロの鉄製のカゴが落下し、下敷きになった歩行者の男性(61)が一時意識不明の重体になりました。 これまでにコンテナの上に置いたカゴをおろし忘れたアフガニスタン国籍の男や、カゴに気づかずトレーラーを運転した男が起訴され有罪が確定しています。
■「現場の作業員任せにしていて、事故にならなかったら大丈夫と甘い考えだった」
この事故で、警察はトレーラーを管理する会社の支店長の男(30)も作業場の安全管理を怠り、また法人としても完全運転管理者を置かず事故につながった疑いが強まったとして業務上過失致傷の疑いなどで書類送検しました。 警察の調べに対し支店長の男(30)は「現場の作業員任せにしていて、事故にならなかったら大丈夫とあまい考えだった」と話しているということです。
関西テレビ