青森知事、国スポ大会の改革要求 「3巡目は廃止やむなし」
青森県の宮下宗一郎知事は25日の記者会見で、在り方の見直しが議論されている国民スポーツ大会(旧国民体育大会)を巡り、2035年からの都道府県持ち回り3巡目では抜本的改革が必要だと強調した。「見直しは必至で、廃止もやむなしだ」と述べた。青森は26年の開催地に決まっている。 理由として、開催経費や、職員配置の負担が大きいと指摘。準備期間の短さも挙げ「大会運営が硬直的だ。柔軟に対応する余地がない」と訴えた。 26年の同県大会には全力で当たるとした上で「3巡目を待たずに、改革や改善できることはしたい」とも語った。