【電気代値上げ】夏だけ避暑地に「マンスリーマンション」を借りるのってアリ?1ヵ月あたりの費用やメリット・デメリットを解説
マンスリーマンションの費用相場
マンスリーマンションは一般的な賃貸物件とは異なり、敷金・礼金、仲介手数料などが不要なので、初期費用はほとんどかかりません。 家賃はエリアによって異なりますが月額7~15万円程度が一般的で、その他水道光熱費や管理費、退去後の清掃費などが発生します。 水道光熱費は1日あたりの定額制で料金が設定されていることが多く、基本的には月額で請求されます。 相場は月額2万4000円程度と考えておくとよいでしょう。 水道光熱費が家賃に含まれているケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。 また管理費は共用部分や建物自体の修繕費・維持費に充てられる費用で、物件によって異なり、管理費の支払いが不要の場合もあります。 一般的には共用部分にあたる設備が多くなると、管理費が高くなる傾向があります。 退去後には3万円前後の清掃費がかかりますが、費用の請求は入居時に行われるのが一般的です。 その他では寝具セット、食器類などのレンタル費用やインターネットの接続費など、主に運営会社のサービスを利用する際にかかる費用があります。 家賃以外にかかる費用をあらかじめ確認しておき、必要な費用を試算しておきましょう。 マンスリーマンションは初期費用が割安で最小限の荷物だけで入居できるため、意外と利用のハードルは低そうです。 では、そんなマンスリーマンションにメリット・デメリットはあるのでしょうか。 次章で解説していきます。
マンスリーマンションのメリット・デメリット
初期費用が割安で最小限の荷物だけで手軽に入居可能なマンスリーマンションですが、デメリットが全くないわけではありません。 そこでマンスリーマンションのメリットとデメリットを紹介します。 ●マンスリーマンションのメリット 一般的な賃貸物件と比較して、マンスリーマンションのメリットには以下のようなものがあります。 ・敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用が不要 ・家具や家電などの生活必需品があらかじめ部屋に備え付けられている ・入居手続きが簡単で、電気、ガス、水道等の開栓手続きも不要 ・インターネットや郵便のやりとりだけで契約できることが多い ・気に入らなければすぐに利用を辞めることができる マンスリーマンションの最大のメリットは、スーツケースひとつで気軽に引っ越しすることが可能で、入居した当日から普段と変わらない生活を始めることができる点だといえます。 ●マンスリーマンションのデメリット 一方で、マンスリーマンションのデメリットには次のようなものがあります。 ・滞在が長期に及ぶ場合には、一般の賃貸物件よりもコストがかかることがある ・入居前に部屋の内見ができないことが多い ・家具や家電は全て備え付けなので、自分で自由に選ぶことができない ・身元確認ができればすぐに入居が可能なので、マナーの悪い入居者がいた場合にトラブルが発生しやすい ・家賃は一括前払いでの支払いを求められることが多い マンスリーマンションは、数ヵ月程度の滞在であれば一般的な賃貸物件よりも低コストで入居することができます。 一方で長期の滞在になる場合にはコストアップになってしまうことが多いのが最大のデメリットといえるでしょう。