【ONE】三浦彩佳「どんな局面になっても私が勝ちます」アルゼンチン新鋭と「169」で戦う
9日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される「ONE169」の女子アトム級MMAで、マカレナ・アラゴン(22=アルゼンチン)と対戦する三浦彩佳(34=TRIBE TOKYO MMA)がONEの試合前取材に応じた。 三浦にとって24年は波乱の年だ。昨年11月にストロー級の強豪メン・ボーから一本勝ちを奪い、今年1月の日本大会では階級をアトム級に落とし平田樹に完勝。2連勝と波に乗ったが、その後のジヒン・ラズワン戦がまさかの連続キャンセルとなった。4月の試合がラズワンの負傷欠場となり、三浦は10月に再度対戦のチャンスを得たが、ラズワンが前日計量を失敗。試合は中止となった。 三浦は10月の試合が中止となったわずか1カ月後の参戦について、自身のX(旧ツイッター)に「すぐに闘える喜び。感謝。今年4回目のファイトキャンプ。常に闘う身体を作れている。最高の状態でお会いできるのを楽しみにしています! 勝つぞ。あと少し追い込みやり切ります」と投稿。 現地でのインタビューで、現在のコンディションを尋ねられると「絶好調です! 体重もアンダーでコンディションバッチリです。」と万全をアピール。取材後の計量も、その言葉通り問題なくクリアした。 今回ONE初参戦のアラゴンについては、情報がないこともあり、三浦は「アラゴンの印象は特にありません。(警戒する点も)情報があまり無いので何とも言えないです」と実際に対峙(たいじ)して分かるといった感じの様子だった。 アラゴンは柔道ベースでプロMMA3戦全勝の新鋭。自身のインスタグラムで公開している過去の試合映像には、首投げからけさ固め、パウンドを落としながらVクロスアームロックを極める場面がある。 三浦も柔道出身で、先ほどのムーブを得意とすることから、この映像の印象を尋ねると「まだまだ完成度が低いと感じました」という反応で「どんな局面になっても私が勝ちます」と強い自信を見せた。 三浦は今月2日のXの投稿で「嵐のような1年。最後に勝ち切って笑うんだ。何でも来い! 試合まであと少しだ」とメッセージを記したが、3連勝の期待は大いに持てそうだ。 三浦はファンへのメッセージとして「いつも応援してくださっているみなさん、三度目の正直でやっとここまでたどり着けました。しっかり勝って日本に帰ります! 応援よろしくお願いします!!」とコメントした。