冨安健洋の採点は「3.5」。闘莉王がCBの起用法に持論!「使われて、使われて、使われて、良くなる」【アジア杯】
「良い選手は良い。多少疲れたとしても」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルでDF冨安健洋の起用法について語った。 【動画】闘莉王がインドネシア戦の森保ジャパンを採点! 闘莉王氏は、動画内で恒例の採点企画を実施。今回は、アジアカップのグループステージ第3節でインドネシアを3-1で下した森保ジャパンの指揮官と各選手をジャッジ。平均点を「4」として、CBで先発し82分までプレーした冨安には「3.5点」をつけた。 「さばきの方で、らしくない。(所属クラブで)サイドバックで使われるゲームが多いから、少しぎこちないさばき方をしている」 途中交代の理由は体力の温存か怪我の防止かは分からないとしつつ、「本調子の冨安じゃないのは間違いない」と結論づける。CBの谷口彰悟、板倉滉、町田浩樹も同様に、まだ本来の出来ではないと指摘。その理由に、起用法を挙げる。 今大会、森保ジャパンのCBは、ここまで5選手がピッチに立っている。第1節のベトナム戦(4-2)で谷口と板倉が先発でフル出場。2節のイラク戦(1-2)も谷口と板倉でスタートし、後半のスタートから前者に代わり冨安が入った。インドネシア戦では、冨安と町田がスタメンで、終盤に前者と渡辺剛が交代した。 闘莉王氏は、CBというポジションで状態を上げるには、メンバーの併用よりも固定の方が適していると語る。 「ディフェンダーは使われて、使われて、使われて、良くなる。ローテーションなんかいらない。怪我が無ければ使え。じゃなきゃ、みんなのコンディションを悪くする」 さらに、「レベルが違う。だから給料も違う。みんな一緒じゃない」と語り、「たとえば、めちゃくちゃ良い選手が8割でやれた方が、そこそこの選手の10(割)よりも良い。良い選手は良い。多少疲れたとしても」と主張した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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