【一覧】初選出は13人、ソフトバンクが最多の6選手…2024年セ・パのベストナイン選出選手

　ベストナインが25日に発表され、巨人からは菅野智之投手（35）、岡本和真内野手（28）、吉川尚輝内野手（29）の3選手が選ばれた。菅野は4年ぶり5度目の受賞。ベストナインの個人最多受賞はパ捕手部門の野村克也（南海）で19度だが、投手部門の5度は2リーグ制以降で稲尾和久（西鉄＝57、58、61～63年）、山田久志（阪急＝71、72、76、77、79年）、斎藤雅樹（巨人＝89、90、92、95、96年）に並ぶ最多タイ記録となった。 【画像あり】 西武3年ぶり最下位　後藤高志オーナーがスポンサーに謝罪「大変申し訳ない」 　岡本和は一塁手で初受賞。20年に三塁手で受賞して以来4年ぶりのベストナイン選出となった。巨人の一塁手が選ばれるのは川上哲治（6度＝51、53、55～58）、王貞治（18度＝62～79年）以来45年ぶり3人目だ。初受賞の吉川尚輝は巨人の二塁手では87年篠塚利夫以来37年ぶりとなった。 　また、各球団で久々の選出があった。長岡秀樹がヤクルト遊撃手では93年池山隆寛以来31年ぶり、山本祐大はDeNA捕手では大洋時代の60年土井淳、横浜時代の98年谷繁元信以来26年ぶり3人目。山川穂高はソフトバンク一塁手では11年小久保裕紀以来13年ぶりだ。ソフトバンクの6人受賞は過去5度あった5人を抜いて球団史上最多となった。 　連続受賞は4年連続の近本光司（神）と2年連続の近藤健介（ソ）の2人。近本の4年連続は阪神の外野手としては球団史上最多記録となった。選出0人は広島、オリックス、西武の3球団。広島は22年以来2年ぶり、オリックスは17年以来7年ぶりだ。西武は昨年に続く2年連続でチームで2年以上連続で0人は西鉄時代の67～71年の5年連続以来53年ぶりの屈辱だ。 　選出選手は以下の通り。 【セ・リーグ】 ◆投　手　菅野　智之（巨人）4年ぶり5度目 ◆捕　手　山本　祐大（DeNA）7年目で初 ◆一塁手　岡本　和真（巨人）10年目で初（三塁手で1回） ◆二塁手　吉川　尚輝（巨人）8年目で初 ◆三塁手　村上　宗隆（ヤクルト）2年ぶり3度目（一塁手で1回） ◆遊撃手　長岡　秀樹（ヤクルト）5年目で初 ◆外野手　サンタナ　（ヤクルト）4年目で初 　　　　　細川　成也（中日）8年目で初 　　　　　近本　光司（阪神）4年連続4度目 【パ・リーグ】 ◆投　手　有原　航平（ソフトバンク）8年目で初 ◆捕　手　佐藤都志也（ロッテ）5年目で初 ◆一塁手　山川　穂高（ソフトバンク）2年ぶり4度目 ◆二塁手　小深田大翔（楽天）5年目で初 ◆三塁手　栗原　陵矢（ソフトバンク）10年目で初 ◆遊撃手　今宮　健太（ソフトバンク）2年ぶり4度目 ◆外野手　辰己　涼介（楽天）6年目で初 　　　　　近藤　健介（ソフトバンク）2年連続3度目（DHで2回） 　　　　　周東　佑京（ソフトバンク）6年目（育成含め7年目）で初 ◆D　H　　レイエス　（日本ハム）1年目で初