AirJapanの夏ダイヤ、バンコク最安1.7万円・シンガポールは1.8万円 払戻手数料見直し
新ブランド「AirJapan」を運航するANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のエアージャパン(AJX/NQ)は、成田-バンコク(スワンナプーム)線とシンガポール線の夏ダイヤ航空券の販売を11月21日から始めた。バンコク線は片道1万7600円から、シンガポール線は1万8100円から。 【写真】AirJapanのシートと客室乗務員の制服 搭乗期間は夏ダイヤ初日の2025年3月30日から7月31日まで。運賃は3種類あり、有料オプションを含まない「Simple(シンプル)」、事前座席指定の一部と預入手荷物1個の「Standard(スタンダード)」、事前座席指定や預入手荷物、機内食の一部メニューが選べる「Selected(セレクテッド)」を展開している。 バンコク線は、最安値のシンプルが片道1万7600円から、標準的なスタンダードが2万3500円から、多くのオプションをセットにしたセレクテッドが3万100円から。シンガポール線は、シンプルが片道1万8100円から、スタンダードが2万4000円から、セレクテッドが3万660円から。 定額となる子供運賃は、2路線ともシンプルが8000円、スタンダードが1万1640円、セレクテッドが1万6500円となる。 また、両路線のセレクテッド運賃の内容を夏ダイヤから見直し、キャンセル時の払い戻し手数料を引き下げる。現在は運賃の50%で、3月30日搭乗分からは35%に引き下げる。 AirJapan便は、FSC(フルサービス航空会社)の全日本空輸(ANA/NH)、LCC(低コスト航空会社)のピーチ・アビエーション(APJ/MM)に続くANAグループ第3のブランドで、機材はボーイング787-8型機(1クラス324席)。エアージャパン社は、リゾート路線を中心にANA便を運航しており、今年2月から新ブランドとなるAirJapan便の運航も始めた。
Tadayuki YOSHIKAWA