王座奪還のラズガットリオグル「最初は誰も僕やBMWを信じてくれなかったけれど、今僕たちは世界王者だ」/2024SBKチャンピオンコメント
10月19日、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)の第12戦スペインラウンドが開催された。トプラク・ラズガットリオグル(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)がレース1で2位表彰台を獲得し、日曜日の2レースを残して2024年シーズンのチャンピオンを獲得した。移籍後1年目での王座奪還と、BMWに初のタイトルをもたらしたラズガットリオグルは、次のように嬉しさを語った。 【写真】チャンピオンに輝いたトプラク・ラズガットリオグル(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)/2024SBK第12戦スペイン ■トプラク・ラズガットリオグル(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team) 「今のところ、ストレスも興奮もないよ。僕にとってはシーズンが終わっただけだから。明日もレースがふたつあるけど、ストレスなくレースを楽しんで走るつもりだよ」 「僕にとっては楽なシーズンではなかった。BMWと契約した時、最初は誰も僕やBMWを信じてくれなかったし、キャリアは終わったと言う人もいたけど、今僕たちはワールドチャンピオンだ。今では誰もが僕のバイクのポテンシャルを理解していて、BMWは勝てるバイクだと思っている」 「これは本当に嬉しい。チームの努力の結果だし、全員が一生懸命働き、レースごとに向上しようと努めてきた。毎週末一生懸命働いてくれたチームに感謝したい」 「ついに僕たちは世界チャンピオンになった。信じられないことだよ。BMWはこれまでタイトルを獲得したことがない。これで僕は2度目のタイトルを獲得して、BMWは初の世界選手権でタイトルを獲得した。来シーズンのゼッケンは『1』を使用する。BMWの初タイトルに値するからね」 [オートスポーツweb 2024年10月20日]