鎌田大地

2026年サッカーW杯アジア最終予選C組（10日、サウジアラビア0-2日本、ジッダ）MF鎌田大地（28）＝クリスタルパレス＝が、日本代表を最終予選初の3連勝に導く決勝の先制ゴールを挙げた。 「うまく押し込めて、うまく右に左に振ることができて。やっぱり前の選手はゴール前に入っていけというのは常にチームで言われていることなので。ああやって入っていって、いいところでいられたのがよかった」 前半14分にMF守田が右へ展開。ボールをキープしたMF堂安がドリブルで運び、左足でクロス。ファーサイドのMF三笘がダイレクトで中へ折り返す。その浮き球を守田が頭でさらに折り返し、最後は鎌田が左足でゴールへと押し込んだ。 昨年11月16日のミャンマー戦（パナスタ）以来、代表通算8得点目をマークした。 後半には途中出場のFW小川が頭で追加点を奪い、リードを拡大。日本は過去3戦3敗で、いずれも0-1で敗れていた敵地サウジアラビア戦での一戦で初勝利となった。次戦となる15日の豪州戦（埼玉スタジアム）に向け、「次はホームでたくさんのファンの方の前でプレーできるので、チームとしては勝たないといけない試合だと思う。次、勝つことでＷ杯が自分たちにとって近いものになる。切磋琢磨してやっていきたい」と力を込めた。