田中碧 「いろいろなトライをしながら終われたのは良かった」 全勝で最終予選進出に安ど
◇W杯北中米大会アジア2次予選B組 日本5―0シリア(2024年6月11日 W杯北中米大会アジア2次予選B組) サッカー日本代表は11日、26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦・本拠シリア戦に勝利。06年ドイツ大会、22年カタール大会に続き3度目となる全勝での最終予選進出を決めた。MF田中碧(25=デュッセルドルフ)は攻守のつなぎ役として躍動した。 2次予選を総括し、「いろいろなトライをしながら終われたのは良かったですし、今回も全員ケガなく終わったのも良かったかなと思います」と振り返った。 3バックで意識したことについて、「3は基本的に真ん中に選手が多いんで、そういう意味では3の選手がボールを持ったときに相手がどう来るかは見るべきだと思います」と指摘。 「結局はボールをコントロールしてボールが流れていると、やっぱりその方向にプレスも行くだろうし、トミ(冨安)が空いてはいますけど、それでウイングが来ないとそのままプレッシャーの対象にはなる。そういう意味では真ん中でもう少し止めて基準点をずらすというか、時間を作る部分ではまだまだやれることはある」と見据えた。 後半の4バックへの変更は「後半はそれで行くってなったんでそうやりましたけど、基本的に(相手が)4-4-2なんで3を作ったほうがスムーズだろうし、個人的にもそこの距離を近くしたほうがやりやすい部分もある。3-2なのか3-1なのか、2-3なのか、そこは相手を見ながら。もちろんある程度は試合前の指示はありますけど、その中でも自分自身で判断してやることも一つ個人戦術としては大事なんじゃないかなと思います」と述べた。