新型「フォルクスワーゲン パサート」多くの新技術+広大なスペース+快適性 新世代パサートの全情報!
ディーゼルはさらに進化する。ディーゼルエンジンは3種類。小型の2つのエンジン(122馬力と150馬力)により、「パサート」は最大1400kmの走行が可能となる。最高出力193馬力のディーゼルは常に全輪駆動となる。ガソリンエンジンには、1.5 eTSIマイルドハイブリッド(150馬力)と265馬力の2.0 TSI(全輪駆動)がある。すべてのエンジンにデュアルクラッチが組み合わされる。
価格は39,995ユーロ(約640万円)から
新車価格は値上げ?限定的な範囲でのみ。少なくともベーシックな「パサート」トリムでは、2024年第1四半期に市場に投入される割増価格は控えめだ。39,995ユーロ(約640万円)と、エントリーレベルの「パサート」は1,100ユーロ(約約18万円)弱高くなるが、オートエアコン、ACCアダプティブクルーズコントロール、前後パーキングアシスト、リバースカメラ、レーンチェンジアシスト、ジャンクションアシスト、交通標識認識などの基本装備は増える。ご存知のように、あるに越したことはない。
プロトタイプで初ドライブ
まだカモフラージュされた150馬力ディーゼル搭載の「パサート」で最初のドライブをした。「ゴルフGTI」と同様、「パサート」はエレクトロメカニカルLSDを含むサスペンション制御を行う「ドライビングダイナミクスマネージャー」を搭載している。
新型「パサート」はブレーキ介入とダンパー硬度の制御によって常に安定し、ステアリングは常にニュートラルだ。これは、スタビリティプログラムがドライビングエラーを排除することで、快適性重視の設定と、スポーティな乗り心地重視の設定までの調整幅が大きく広がり、動力性能の向上がはかられているということだ。 快適なサスペンションとスポーティな走りの間の広がりは、様々な走行モードではっきりとわかる。スポーツモードでは、路面の小さな石ころまで感じることができる。快適モードでは、文字通り滑るように走り、あたかも「フェートン」に乗っているかのような感じがするかもしれない。