【密着】貧困層の子どもたちを救いたい…バングラデシュで初のオリジナル長編アニメ映画製作に挑む息子へ届ける両親の想い
大きな目標に向けて仲間たちと走り続ける息子へ、両親からの届け物は―
両親の猛反対を押し切って日本を飛び出したものの、栄養失調で緊急帰国したこともあった。だが今回、現地でいきいきと働く息子を見た母・てる子さんは「楽しそうでしたね」と安堵し、父・充宏さんも「いいのを見せていただきました。行きたくなりました」と頬をゆるめる。 バングラデシュ初のオリジナルアニメ映画を完成させ、世界中の人に観てもらいたい…そんな大きな目標に向けて仲間たちと走り続ける俊亮さんへ、両親からの届け物は、何年も日本で正月を迎えていない息子のために作ったおせち料理。重箱には、実家の弁当店の名物でもある特大のおにぎりも入っていた。父が具材を仕込み、母が握ったおにぎりを頬張り「やっぱり世界で一番おいしい」と感激する俊亮さん。「小さいときから握っているのを横で見てきたし、これで育ててもらった。本当にこの両親だからこそ今、こうして幸せに生きさせてもらってると思って感謝の気持ちでいっぱいです」。そして、心配をかけていた両親に「僕の大好きなバングラデシュを自分の目で見てほしい。見てくれたら絶対安心すると思うし、バングラデシュを好きになってくれると思う。そう期待して、今年、来年中には来てくれへんかなあと心から願ってます」と想いを伝えるのだった。 (読売テレビ「グッと!地球便」2024年5月5日放送)
読売テレビ「グッと!地球便」