【DeNA】総力戦も実らず引き分け 決め手欠く攻めにも「相手も必死だから」と三浦大輔監督
◆JERAセ・リーグ DeNA1―1阪神(23日・横浜) DeNAはベンチ入り26人のうち、投手の上茶谷を残して全員が出場する総力戦も実らず、今季初の引き分けで勝率5割復帰を逃した。 先発のジャクソンは制球こそ荒れ気味ながら、相手に的を絞らせず5回まで無失点。しかし、1点リードの6回、1死一塁から森下に左翼線二塁打を浴び、味方の失策も重なって同点とされ降板した。だが、その後は7人の救援投手が1安打無失点と完ぺきなリレーで阪神に勝ち越しを許さなかった。 打線は同点の7回2死満塁で代打の切り札・大和が一邪飛。その後は9回1死二、三塁、10回1死二塁、11回2死二塁、12回2死二、三塁と、再三のサヨナラ機を生かせなかった。 試合後、三浦大輔監督は、あと1本が出なかった打線について「相手も必死に向かってくるわけだから。最後までみんなで攻めていた」とコメント。リリーフ陣については「みんなでつないでくれた。石川は回またぎ、松本(凌)はああいう場面(11回1死二塁)で、いい目をしてマウンドに立ってくれた。(捕手の山本)祐大もしんどい中でしっかりリードした」と評価した。
報知新聞社