なぜ…佐々木朗希がフィリーズだけ〝門前払い〟 球団社長「話したいが、招待されていない」
ロッテからポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の動きが慌ただしくなってきた。米メディアはレンジャーズが先週、佐々木と面談したと23日(日本時間24日)に報道。ジャイアンツも「佐々木と彼の代表者と会談したと思われる」と報じられるなど、各球団の〝朗希詣で〟がいよいよ活発化してきた。 佐々木を巡ってはこれまでヤンキース、メッツ、カブス、ホワイトソックスの4球団が面談を終えたとされる。さらに本命視されるドジャースやパドレス、さらにはダイヤモンドバックスなども控えており、少なくとも9球団以上の争奪戦が繰り広げられることになる。 その一方で、佐々木サイドがフィリーズに面談を断っていたことが判明。デーブ・ドンブロウスキー球団社長は「佐々木と話したいが、招待されていない」と米メディアに明らかにした。フィリーズはいまのところ佐々木に〝門前払い〟を食らったことがわかっている唯一の球団となった。 ナ・リーグ東地区のフィリーズは今季、2位のブレーブスに6ゲーム差をつけて13年ぶりに地区優勝。ポストシーズンでは地区シリーズでメッツに破れたが、世界一を狙える戦力を整えている。 ただ、過去に井口資仁、田口壮が所属していたものの、日本から直接移籍した選手はいない。佐々木がフィリーズのどこに難色を示したのかは不明だが、フィラデルフィアとは縁がなかったようだ。
東スポWEB