＜楽・西＞8回のピンチで安田を三振に打ち取りガッツポーズで吠える隅田（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　西武―楽天（2024年10月9日　楽天モバイル） 　西武の隅田知一郎投手（25）は9日、チームの今季最終戦となった楽天戦（楽天モバイル）に先発し、今季最多の131球を投げ、9回まで投げ切ったが、打線が勝ち越し点を奪えず、3年目で自身初の2桁勝利となる10勝目はならなかった。 【写真あり】森香澄“あざと可愛い”始球式　ポニテ＆ミニスカでノーバン惜しい！「表情はどの瞬間を撮られても大丈夫」 　初回に外崎の左越え7号ソロなど2点を先制してもらってのマウンド。先頭の小郷に中前打されたが、その後は6回2死まで17人連続アウトに打ち取るなど、ゼロを並べた。 　しかし、2点リードの7回だった。先頭の辰己に四球を与えると、途中出場の入江、安田、代打・鈴木大に3連打を浴びて1点を失うと、続く村林の中犠飛で同点。続く1死一、三塁のピンチはしのぎ、8回、9回も勝ち越しを許さず、打線の援護を待ったが、10回も無得点に終わった。 　9回7安打2失点で8奪三振の力投は及ばず、昨年と同じ9勝に終わったが、3年目で初めて規定投球回をクリアした。26試合の先発登板、179回1/3投球回はいずれもチーム最多と、成長した姿はみせた。