スーパーフォーミュラ、最終鈴鹿大会の日程を変更。2週間前倒しでシーズン閉幕は11月上旬に
12月25日、鈴鹿サーキットは2024年のレース/イベントカレンダーを公開。その中で、11月に開催が予定されているスーパーフォーミュラの第8戦・第9戦『第23回 JAF鈴鹿グランプリ』の日程が変更されたことが明らかとなった。 【ギャラリー】グッズ化希望のファンも多いはず? F1ドライバーの2023年”特別ヘルメット”怒涛の25連発 2024年のスーパーフォーミュラは、3月9日、10日に鈴鹿サーキットで開幕。2ヵ月のインターバルを挟んで5月にオートポリスで、6月にスポーツランドSUGO、7月に富士スピードウェイ、8月にモビリティリゾートもてぎでレースを行ない、そこから富士、鈴鹿に戻って2レースずつを開催するという7大会9レースのスケジュールとなっている。 当初、最終ラウンドである鈴鹿戦は11月23日、24日の開催が予定されていた。しかし今回の日程変更により、2週間前倒しとなり11月9日、10日に開催されることになった。なお、当初の予定ではJAF鈴鹿グランプリとWRC(世界ラリー選手権)のラリージャパンが同じ週末に開催されることになっていたが、この日程重複も解消されることになる。 最終ラウンドの日程が、冬本番の寒さが予想される11月下旬から11月上旬に移動となった2024年のスーパーフォーミュラだが、それでも3月の開幕戦から約8ヵ月をかけて9レースを行なうという、やや間隔の空いたシーズンとなる。これについてスーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションは、近年の国内レースカテゴリーの日程過密を受けて、かねてより年間の開催スケジュールを長く引き伸ばし、ゆとりのあるものにしたかったと説明している。 なお開幕が3月上旬になることにより、事前テストは2月となる。まだ正式なアナウンスはないが、鈴鹿サーキットで2月下旬に実施される見込みだ。 ■2024年スーパーフォーミュラ開催日程 第1戦 3月8日~10日@鈴鹿サーキット 第2戦 5月17日~19日@オートポリス 第3戦 6月21日~23日@スポーツランドSUGO 第4戦 7月19日~21日@富士スピードウェイ 第5戦 8月23日~25日@モビリティリゾートもてぎ 第6戦・第7戦 10月11日~13日@富士スピードウェイ 第8戦・第9戦 11月9日~10日@鈴鹿サーキット
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