【猫の耳に念仏!?】「ここ来ちゃダメ!」とお説教するも…ある意味、想定内のオチに爆笑&ほっこり【作者に聞いた】
茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫の世話を焼く日々を描いた漫画が注目を浴びている藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)さん。公式トップブロガーとして認定されているアメーバブログやX(旧Twitter)に漫画を投稿している一方、ウォーカープラスでも人気の漫画を紹介している。 【漫画】本編を読む 今回は、藤緒家で起こった思わず笑ってしまう出来事を描いた漫画をお届け。さらに作者の藤緒ミルカさんにも、本作について話を聞いた。 ある日、藤緒さんが机に向かっていると…ポッちゃんが邪魔しにやってきた!「机の上は来ちゃだめ」と降ろしてお説教をしたのだが、全然通じず、事態はさらに悪化していき…。 本作で描かれた出来事に関して、藤緒さんに話を聞いてみた。 ――普段、猫ちゃんたちに話しかけて「通じたな」と思われることはありますか? どうですかねぇ…。お願いしたり、ダメなことを叱ってみたりというのはしょっちゅうなんですが、あまりそれが通じたことはないような気がします。というかですね、これは自論なんですけども。多分猫にもある程度は通じてると思うんですよ。でも応えてくれない!というのが実際のところじゃないかと思うんです。お願いしても聞いてもらえない。ダメよと言われてもやめる気がない、みたいな感じなんじゃないかと思ってます。舐められてるんですよ、結局!もぉー。 でもですね、そこがまたたまらなくかわいく感じてしまうので、説教に関してはいたちごっこです。 ――言葉でなくても、表情などで「通じてるな」とか「理解してくれてるっぽい」みたいなことはありますか? 泣いてたり体調悪くて寝込んだりすると、いつもより聞き分けがよかったり優しかったり…というのはありますね。説教をしてみても反省はないですが、愛情は深いのだと思います。 ただ、通じてほしくないことまで勝手に察知する能力もありまして。例えば病院に連れて行こうかな、とか。シャワーして丸洗いしちゃおうかな、とか。そういうのは思ってるだけで口にしてなくても、何やら感じ取って妙に距離を取ろうとしますよねー。賢いんだかそうでもないのか、微妙なとこです。 ――ちなみに、本作のその後…ミルちゃんにお説教をされたのでしょうか? 一応しました。聞いてもらえないとわかってはいるんですが、何も言わないでいるとそれはOKという解釈になるので。でも、OKだろうがダメだろうが結局机には登ってくるので、毎度猫たちに対しては暖簾に腕押し状態です。続き…はまぁ特にはなくて、「あのね、やめてもらえますかね。」「は?」みたいな不毛な時間が流れただけですよ(笑)。 「ときどき“通じてるぅ~”とか言って喜んでますが、それは多分全部誤解な気もします。猫と暮らしてると通じなくて振り回されることに快感を覚えるようになってしまうので、どう転んでもメロメロですよ」とも話していた藤緒さん。たしかに、どんな対応をされてもかわいいことには変わりない! 取材協力:藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)