12月2日から健康保険証の新規発行終了『マイナ保険証』本格移行へ…どうなる? 市役所には1日20件ほどの問い合わせ
「マイナ保険証」をめぐっては、「誤表示」や「負担割合の誤り」などのトラブルが報告されていることも事実ですが、高知市の担当者は、「過去の受診情報を提供することでより良い医療が受けられる」と話します。 (高知市役所中央窓口センター マイナンバー担当 山﨑 貴 係長) 「医療機関を受診する際に、情報提供に同意することで、過去に受診した医療に関する『処方箋』や『健診の内容』を医療機関に提供できるようになり、より正確な受診をすることができるのが一番のメリットです」 現行の保険証の新規発行終了に伴い、高知市役所には、1日に20件ほどの問い合わせがあるといいます。「保険証の利用登録をしているかどうかわからない」、「登録の方法は」などの内容が多いということです。 (高知市役所中央窓口センター マイナンバー担当 山﨑 貴 係長) 「まずはスマートフォンを利用すれば、マイナンバーカードを使用して自身が利用者登録できているか確認ができます。ただ、機械の操作が難しい場合、市役所に来てもらえば、こちらで確認できますので、一度、問い合わせをもらえればと思います」 「マイナンバーカード」については、運転免許証と一本化させた「マイナ免許証」についても2025年の3月24日から運用が始まることが決まっています。 様々な機能が加わる一方、「機器トラブル」や「使い方・登録方法の周知」という“課題”もありますので、様々な声を聞きながら移行していってほしいと思います。ここまで、「マイナ保険証」についてお伝えしました。
テレビ高知
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